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事業案内
日常どこにでもある鋳物製品。エンジンのシリンダー部分など、空洞がある製品はどのようにして造られるのだろうと不思議に思ったことはありませんか?
空間がある複雑形状の鋳物を造るのに用いられるのがシェルモールド鋳造と呼ばれる製法です。
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樹脂を混ぜ合わせた砂を加熱した金型に入れて固めます。これにより出来上がるのが鋳型であり、特に金属製品内に設計どおりの空間を造るための鋳型のことを「中子」と呼びます。クロタ精工が専業としている製品です。
中 子
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鋳造時に溶けた金属を鋳型に流し込み鋳物が作られますが、金属が固まってから中子は砂となりバラバラに崩れ、鋳物には設計どおりの空間ができあがります。ですから中子は”お客様の製品がつくられるための製品”ということができます。クロタ精工では「空間の追求」を企業理念として精密な中子を製作することに力を注いでいます。
中子を使って作られた鋳物
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こうして精密で複雑な形状の金属製品が造られています。車のエンジンなど、お客様の製品を製造するために用いられています。
車などの部品へ
打ち合わせ
お客様と製品図面をもとに打ち合わせを行い、高品質な中子製造を提案させていただきます。
また金型製作メーカーとも打ち合わせを重ね、金型をつくります。
中子成型
主型と同様に中子を作ります。
シェルマシンによる中子成型工程
仕上げ検査
成型された部品に発生するバリを専用のヤスリや治具等を使って取り除きます。不具合がないか、入念にチェックをしたのちお客様のもとへお届けします。