クロタ精工が選ばれる理由 | 事業案内

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トヨタ・カムリの
ワンツーフィニッシュに貢献

アメリカで大人気のモータースポーツ「NASCAR」。このNASCARで2008年3月9日トヨタ・カムリが参戦２年目で快挙を成し遂げた。NASCAR最高峰のスプリント・カップ・シリーズで初優勝、１位２位を独占したのである。このレーシングカーエンジンの主要部品の製造に関わり、製造法は門外不出とされる鋳物用中子の製造を行なったのがクロタ精工株式会社である。

樹脂コーティングした砂を
使用するシェルモールド法

当社では鋳物用中子を「シェルモールド法」と呼ばれる方法で製造している。これは、砂をフェノール樹脂でコーティングした「レジンコーテッドサンド」で成型する方法である。300℃前後に加熱された型の中へ、樹脂コーティングされた砂をエアブローで吹き込む。すると、加熱された型に接触した部分では樹脂同士が固まり、鋳物用中子ができあがる。

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60年以上の歴史と
高い信頼性を誇る技術力

中空状の内面の成型に関わるものであるため「正しい寸法で中空になっているか」「中子が鋳物内部に残っていないか」「内部の仕上がりが要求どおりの滑らかになっているか」という確認は、製品を割らない限り判断できない。「見えない部分で製品の品質・再現性・安定性を保証しなければならない」という点で鋳物用中子は責任重大で高い信頼性が要求されるのである。

万全な品質保証の為に
『非接触三次元測定機』を導入

三次元測定機を導入することによって製品の複雑な形状・穴位置の解析も可能で、精密な測定を背景とした高いレベルでの品質保証により信頼・安心の中子をお届けしています。

●良品モデルとの照合による、複雑な形状・寸法の解析
●大型のワークにも対応し、細かく計測
●カラーマップにより問題個所を特定・把握し、問題の早急な対応への情報提供
●三次元測定のみのオーダーにも対応

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お客様に寄り添ったモノづくり

中子法案の検討、中子仕様を考えるための試作をお客様と協力して行っていきます。また「こんな形状を作ってみたい」というご要望があれば、金型製作による量産化の前に、コールドボックスでの試作も承っております。量産化に向けては、長年のノウハウにより、安定した生産方法や金型ダメージの軽減、鋳造不良の低減を目指した作り込みなどクロタ精工ならではのご提案をさせていただきます。